フェレットの環境を綺麗に保つ。

Keep clean.

毎日ウンチとおしっこをして、餌はボロボロこぼし、放って置けば生活環境がどんどん不潔になっていきます。
フェレットが汚したものは飼い主が掃除をすることになります。

しつけが出来ているフェレットは理想ですが、なかなか思うようにいかない事も多く、あちこち汚してしまう仔だと結構大変です。

そんなフェレットに関連する掃除についてまとめました。

普段のお掃除

- トイレ掃除 -

フェレットは毎日数時間ごとに排泄をするのでトイレはすぐに汚くなります。
肉食のフェレットの排泄物はニオイがきつく、放って置くとニオイが増して部屋中が臭くなり、夏場にはコバエの幼虫が沸きキケン!

排泄物の処理は毎日して、トイレは常に綺麗な状態にしておくことが理想的です。

- 食べこぼしの掃除 -

餌入れの周りにボロボロとフードがこぼれていたり、どこか違う場所に持っていったフードがそのまま転がっていることがあります。

餌を転がっている状態で放置していると、ノミやダニなどの小さな虫が沸いてしまったり、そのままカビが生えて傷んでしまったフードをフェレットが食べてしまう可能性があるので、定期的に掃除をしましょう。

- 抜け毛の掃除 -

普段は抜け毛が気にならないフェレットも、換毛期になると毛が生え変わり、家中フェレット毛だらけになります。

ペットの毛は、アレルギーを引き起こすキッカケになることもあるそうなので、定期的に部屋の掃除、そしてコロコロで対応しましょう。

- ケージ・エサ容器・ハンモック・おもちゃを洗う。 -

フェレットが使う生活用品はだんだんと汚れていきます。ニオイがきつくなったり、汚れが目立ってきたら定期的に洗ってフェレットが清潔な環境で過ごせるようにしましょう。

対策は徹底清掃で。

- ニオイ -

ペットを飼うと獣臭がどうしても付き物ですが、部屋全体の拭き掃除をして、家具などについたニオイが気になる場合は洗濯をしたり、取り替えるようにすることで、ある程度ニオイを改善することができます。

- ノミ・ダニ -

家の中の布団や絨毯には必ずダニがいるそうです。フェレットの散歩で室外からもノミやダニを連れてくる可能性もあります。

室内に生息するダニはアレルギーの原因になったり、吸血性のダニの場合は飼い主やフェレットが刺されてしまい痒い思いをすることのになるので、ホコリが溜まる場所やノミ・ダニの居そうな場所は定期的に掃除をして駆除するようにしましょう。

フェレット自身はキレイ

お風呂で身体を洗うのが嫌いな仔は多いですが、その代わりに毎日毛づくろいで体中をくまなく舐めて洗っているフェレットは、とても綺麗な肌と毛並みをしています。

フェレットにとってニオイがする状態は普通のことで、におうから、痒そうだからと頻繁にお風呂に入れることはNG。むしろストレスになったり、逆効果になってしまうこともあるそうです。

お散歩で泥遊びをしたあとや、毛にウンチがついてしまったなど、よほど身体が汚れている場合を除いてお風呂に入れる必要はないと考えています。フェレットのニオイや肌トラブルの対策はフェレット自身を洗うことより、飼育環境を綺麗に保つほうが重要になってきます。